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- いきなりテントで1泊大丈夫?
川原、河川敷でのQQBの経験があっても、テント泊というのはなかなかの勇気が必要ですよね.1泊が不安な場合、近場のキャンプ場でディキャンプ(日帰りキャンプ)を楽しんでみることをお勧めします.
ほとんどのキャンプ場はディキャンプのお客も受け入れていますので、テントを張る一歩手前まで体験することができます.まずは場所や雰囲気に慣れることを優先するといいでしょう.日曜日であれば前日からの宿泊客の様子も観察することもできますし,必要な道具なども確認できます.キャンプで一番難しいのは時間配分です.何にどれくらいの時間がかかるかわからない.また、慣れてないと何をするにも数倍の時間がかかるということです.実際にプチ体験してみることで練習にもなりますし、次回の1泊キャンプのための貴重な体験になり、自信に繋がること間違いないです.
いきなりのテントでの宿泊が心配なら、バンガローや備え付けテントで体験してみるといいでしょう.ディキャンプだけで不安な人は宿泊施設を利用することをお勧めします.ここまで体験すれば、後はテントがあるかないか、作業的にはテントの設営、撤収があるかないかだけになります.難しい時間配分もある程度身に着くはずです.
- キャンプに行くと決めたけどどうすれば?
キャンプ場での宿泊は、基本的にホテルに宿泊するのと同じと思って下さい.ホテルと同じで『予約』→『チェックイン』→『宿泊』→『チェックアウト』という流れになります.唯一違うのはほとんどが前金制になっているということです.追加で発生する費用はほとんどないのでチェックアウト時の精算はほとんどありません.思った以上にチェックアウトはあっけなく終わることが多いです.
民営(関東が多い)のキャンプ場は事前振込みなんていうキャンプ場もあります.通常の旅行のようにXX日前のキャンセル料はXX%などのルールがありますので注意しましょう.公営の場合は前日までに連絡すればキャンセルOKのキャンプ場が多いです.都市近郊の人気キャンプ場は3ヶ月前から受付などというのはザラにあります.逆算するとGWだと1月下旬、お盆休みだと6月中旬には予約競争に参戦する必要があります.旅館を個人で予約するような感覚なので基本は電話予約になります.最近はNet予約できるようになってきていますが便利すぎて競争率も激しく、なかなか予約できないのが実情です.予約なしでキャンプができるキャンプ場もありますが、情報も少ないので初心者の方は管理人がいるしっかりしたキャンプ場がいいでしょう.
そして、電話予約の際に疑問や心配ごとを気軽に相談するといいです.ほとんどの場合、管理人兼、受付のおじさんが親切にいろいろ教えてくれます.おそらくですが、時間の流れがゆっくりなので近くの温泉、野菜売り場、観光地など・・・予約表にきちんと記入してくれた?って心配になるほどいろいろ教えてくれます(笑)あきらかにPCでの管理ではなく台帳管理っぽいですからね.
この予約時の電話で、キャンプのいろいろな不安が80%くらい解消できるはずです.積極的に質問しましょう.後はは自己防衛のためにも1週間前に予約できているかの電話確認をするといいでしょう.相手は高級ホテルではありません.高品質なサービスを期待してはいけません.方言がきつくて半分くらい何を言ってるか分からないようなキャンプ場もあります.繁忙期はサイトに余裕にない可能性もあるので現地で予約ミスが発覚するとたいへんです.予約確認の自己防衛は必ずしておきましょう.
- いったいキャンプの1日ってどんなの?
先にも説明しましたが、基本的にホテルや旅館と同じでチェックイン、チェックアウトの時間があります.キャンプ場のチェックイン、チェックアウトの時間は12:00前後が多くなっています.ホテルや旅館などのように部屋の掃除やベットメイキングもないので間は1時間程度です.片付けに時間がかかると次に入る人たちに迷惑をかけるので注意です.特に連休の途中の撤収、GW、お盆休み期間中は注意しましょう.
ここでお気づきの方も、12:00前後のチェックイン・・・BBQはどうするの?昼ごはんは?そうなんです.11:00チェックインなら手続き、準備をしているあっという間にお昼の時間です.軽食で済ませるなら事前に準備が必要ですし、本格的にBBQをするならBBQコンロのセットの準備や火おこしの時間も必要です.その後、タープ、テーブルや椅子の準備となり、慣れたキャンパーでも時間の余裕はありません.
前泊者がいなければ早めにチェックインOKのキャンプ場は多いです.少しでも早く入ると時間配分が楽になります.予約の際に管理人さんに相談してみるといいでしょう.土曜日入りや連休の初日などから入る場合は標準のチェックイン時間より早く入場してもOKのキャンプ場は多いです.ダメ元で聞いてみることをお勧めします.
- キャンプ場 スケジュール(1泊2日の例)
■1日目
11:00 チェックイン
| 準備(参考:キャンプ入場/設営)
13:00
| 食事/テント設営
15:00
| 遊び時間
17:00
| 夕食/準備
19:00
| 温泉/お風呂
20:00
| 花火
21:00 子供たち就寝/大人はプチ宴会開始
■2日目
06:00 起床
| 朝食
07:00
| 子供たち遊び時間/大人たち少しづつ撤収モード
09:00
| 本格的に撤収開始
10:00 撤収完了(参考:キャンプ場撤収)
それほど時間に余裕がないのを分かって頂けるかと思います.撤収がキモになりますので、初回は撤収時の時間配分に一番気を使いましょう.特に夏場は日が上がりきるAM9:00くらいまでが勝負です.疲れがたまる最終日の撤収作業はたいへんです.日差しが強くなると体力の消耗が倍増します.なるべく涼しいうちに作業をしましょう.
- キャンプって何するの?
キャンプはキャンプ自身を楽しむことが一番です.予定表をご覧の通り1泊2日だと食事や道具の準備、後片付けであっという間に終わってしまいます.サイクリング、ハイキング、釣り、水遊び、観光などキャンプ以外の目的がある場合は2泊3日の余裕をもったキャンプがいいかもしれません.もしくは食事を簡単に済ませるなど、時間を作る工夫が必要になります.
- キャンプは誰と行く?
家族と行く
家族(子供連れ)の場合、なるべく近場で探すことをお勧めします.子供が小さければ小さいほどキャンプ的には戦力になりませんのでお父さんの負担が大きくなります.(お母さんは子供に付きっ切りなため)テントやタープの設営、撤収、道具の準備、片付けすべてお父さんの単独の仕事になります.川原や湖のほとりなどでキャンプを張るのがいいでしょう.それほど遠くにでかけることもできませんので敷地内に遊び場が充実したキャンプ場をお勧めします.
友達と行く
何でもありのキャンプになるのは必至(夜だけは静かにね!)温泉が近くにあるキャンプ場がお勧めです.お酒は多い目に持参しましょう.特に山奥でのキャンプで酒蔵の酒がつきるともうたいへん.真夏のキャンプではあまりにもの暑さにビールが水状態になることもあります.普段の飲む量の3倍が目安?また、スモークやダッチオーブンなど手の込んだ料理も楽しめますよ.
ペットと行く
近頃はペットブームでペット専用サイトから予約が埋まっていくようです.(うちはウサギ同伴ですが人間サイトでキャンプしています)まだまだペットOKのホテルは少ないので、ペットと旅行したいという需要の受け皿になっているんだと思います.まずは適正を見極めることが大事だと思います.知らない場所での一泊になりますので逆にストレスになる可能性もあります.ディキャンプなどで様子を見てから本番のキャンプに挑みましょう.
- いったい子供は何歳からキャンプOK?
子供は何歳からキャンプOKなんでしょうか?1歳過ぎたら大丈夫でしょう.(体験済み)06年はハイハイの状態で娘がキャンプに参加.ただし、日焼け、紫外線の焼けどには気を付けてあげてね.撤収のタイミングとかが危険で、片付けに必死になりすぎて子供から目を離しがちになるので特に注意が必要です.07年のキャンプは2歳前でしたが裸足で走りまわるわ泳げもしないのに湖に飛び込んでました.自然が多いなかで育っている子供さんたちもいるのですから大丈夫でしょう.むしろ、家族のキャンプなら幼児期からはじめることをお勧めします.早く慣れさせる意味もありますが、お兄ちゃんやお姉ちゃんになればなるほど進学したり、習い事などの行事で予定がつきにくくなります.あっという間に行く時間、時期がなくなりますよ.
- キャンプって何が必要?実際にキャンプに必要なものは?
道具をいっぺんに揃えるのは予算的にも大変です.ここでもまずディキャンプで様子を見ることで必要な道具、足りない道具を見極ることをお勧めします.(参考:キャンプ道具必需品)所有している車の積載量にも関係しますので、まずは必要最低限の道具でスタートしましょう.(参考:車にキャンプ道具を詰め込む<ステーションワゴン><ミニバン>)
部屋のインテリアと同じで、すべて揃うと買うものがなくなってしまうのはキャンプ道具も同じです.少しづつ揃えていくことで次回のキャンプの楽しみを残しておくといいですよ.(参考:キャンプ道具 あれば便利グッズ)
※買って失敗したキャンプ道具一覧はこちら
- キャンプの食事は?なんとなく想像できるが
はじめはできるだけ簡単で、しかも、失敗の少ないメニューをお勧めします.(参考:オートキャンプ食事メニュー)テントの設営、火おこしなどや普段やらない慣れないことが盛りだくさんです.予想以上に時間がかかりますので食事はできるだけシンプルなものがいいでしょう.
焼きそばやパスタがお勧めです.カレーなどの場合、野菜などは家で準備しておく、お米はといて乾かしたものを準備するなど下準備をしておくとキャンプ場での作業が楽になります.
また、ランタンなどの装備が整っていないころはなるべく明るい時間帯に調理を済ませておきましょう.電池系ランタンだけでの調理はたいへんです.肉が焼けたどうかも分かりません、肉の焼け具合を目視で確認できないのを体験すると蛍光灯のすごさを実感するはずです.