キャンプ場の入場の仕方

近頃はスポーツ用品店で1万円台でテントが販売されています.今年の夏は子供とキャンプでも.そんなことを考えているファミリー向サイトとなっています.いったい、キャンプ場ってどうやって入るんだろう?そんな疑問にお答えします.
  • キャンプ場の予約
  • 当日受付のキャンプ場もありますが、ほとんどが予約制です.最近はNetでも空き状況確認、予約ができるようになっていますが、GWやお盆休み、連休などは予約が集中する時期はとんど空きがありません.電話予約のほうが空いている場合が多いです.電話対応である程度のキャンプ場雰囲気も分かると思います.

  • 予約の電話で確認すること
  • ・チェックイン/チェックアウトの時間
    ・サイトの広さ、地面の状況・料金/キャンセル料など
    ・お風呂
    ・トイレ環境
    ・その他、直火、花火、サイトと車が離れている場合は荷物の運搬方法など

    雑誌などで書かれている情報より早くチェックインさせてくれる場合が多いです.
    連休の中日入りなどは無理ですが、平日の翌日などは早入りOKのキャンプ場が多いです.電話予約の際にこちらから聞いてみてもいいかもしれません.
    疑問や不安なことがある場合はこの予約の際に質問しておきましょう.方言がきつくて聞き取れないなんてこともあるが、時間の流れがゆっくるしている田舎に電話しているのでこちらが理解するまで親切に説明してくれる場合がほとんどです.

  • サイトの場所(ホテルでいう部屋番号)
  • 管理人が勝手にサイトを決めるところが多いですが、自分で選択できる場合もあります.選択できる場合は炊事場に近いのが便利.ただし、近すぎると騒がしかったり、同時にトイレに近い(匂う)なんてこともあるので真横はNG.炊事場から3,4サイト離れているあたりがベストでしょう.人気のあるサイトを聞いてみるのもいいですね.

  • 念のための確認
  • 1週間くらい前に予約が入っているか確認しておくこと.紙台帳ベースで管理されてことが多いと予想されるので念のため確認しておこう.次のステップはキャンプインのシミュレーションをしよう.


キャンプ場 キャンプ当日 チェックインの行動計画
①入場手続き(5分)
キャンプ場はホテルと同じでチェックインとチェックアウトがあります.ホテルのフロントロビーに相当する管理棟を目指します.受付の手続きは基本的にホテルと同じで住所や名前を記入します.よくあるのがルームキーのかわりに水道の蛇口のノブをもらうパターン.電源付きサイトの場合は電源ボッ クスを開ける鍵をもらったりもします.最近だと車の出入り口の鎖を上げ下げするゲートのリモコンなど、唯一違うのはほとのどのキャンプ場は利用料金が前払いということくらいです.管理人の説明をよく聞きルールを確認しましょう.特にゴミの分別はローカルルールが多いので気をつけましょう.
②水汲み場の確認(5分)
テント設営後は体力が消耗するので先に水を確保しましょう
③水を車で運ぶ(5分)
小さい子供さも多いのでキャンプ場を車で移動する回数を少なくしたい.敷地内のサイトに到着する前に水の確保を推奨します.
④オートキャンプサイト到着(5分)
オートキャンプサイトに到着したらレイアウトの確認です.テント、タープ・・・キャンプ道具の配置をデザインします.サイトの使い勝手より、風向きと雨に備えた対策が必要です.少しでも雨が降りそうな予報なら、サイト内の一番土地の高そうな位置にテントを配置します.次に風が吹いていれば、風向きに注意します.風を面で受けるのではなく、角で受けるように(風が抜けるように)レイアウトします.
⑤タープ、テントの準備(5分)
たくさん道具があるが、まずはタープとテントを降ろします.レジャーシートなどをを敷いて、一旦、すべての道具を車から降ろしまう方法も効率的です.必要なものを取り出しやすいのと、設置後、使わないキャンプ道具の袋などを車に入れていく流れ作業ができます.
⑥タープ設営(日陰の確保)(20分)
まずはタープを設営し、残りの作業はなるべく直射日光に当たらないタープの下で、できる限り体力を消耗しないようにしましょう.
⑦テント設営(20分)
テント設営後、シェラフ(寝袋)を広げ、綿(もしくは羽毛)に新鮮な空気を入れましょう.天気が荒れそうなときはテントのすべてのロープを張っておくこと.よくフライシートを四隅を固定しただけのキャンパーがいます.フライシートはテント本体の保護だけでなく、空気の通る隙間を作ることで保温、通気性、防水などの役目があります.テントとの間に隙間がないと夏は暑い、冬は寒い、雨が降ると水没するなど、いいことは1つもありません.暑い中、面倒くさい気もちは分かりますがしっかりロープ張り、ペグ打ちをしましょう.
⑧ダイニングシステム設営(20分)
テーブル、イス、キッチンまわりの設営 ここでようやくひと段落です.
⑨就寝前
寝る前はロープの張り、ペグの緩みを確認します.キャンプができるような山中や海、湖は急な天候の変化がある地域が多いです.朝起きたらヘキサタープが倒れてリビングスペースがぐしゃぐしゃになっているサイトをよく見かけます.ロープの緩みはペグの緩みを増幅させます.風が強くなったら意識的に点検するよう心がけましょう.

  • 以上にようにキャンプ場に到着して、一息できるまで1時間半~2時間かかります.何もかもがはじめてなら3時間以上かかる可能性もあります.どちらにしても、12:00チェックインのキャンプ場だと食事を作る時間はほとんどありません.昼食はおにぎりやカップ麺など簡単なものを事前に準備しておくなどが必要です.少しはイメージが湧いてきたでしょうか?それでは必要な道具の紹介に続きます.
  • >>キャンプ道具必需品